スマホ対応の重要性

スマートフォン。
きっといまこの記事を読んでいる方の大半がスマホ持っていることでしょう。
ホームページを作るとき、スマホについてどのようなことを考える必要があるのでしょうか?
・スマホの爆発的な普及
総務省HP『情報通信白書平成27年版』より
上記のグラフからもわかるように、スマートフォン(以下スマホ)の普及率はここ数年で誰も想像ができなかったようなレベルで爆発的な伸びを示しています。
昔はホームページといえば「パソコンから見るもの」でしたが、最近ではWebサイトによってはスマホのほうがPCとスマホの比率が逆転しているところもあります。
たとえば飲食業界などではスマホからのアクセスのほうが多いところが増えてきているようです。
・スマホ時代のホームページに必要なこと
みんながスマホを使うようになった現在、ホームページにも『スマホにも対応したホームページ』であることが重要となってきます。
スマホに対応したホームページを具体的に言うと大きく2点あります。
1つは「スマホで見やすいデザイン/レイアウトであること」、
もう1つは「スマホで読み込みやすいサイトであること」です。
・スマホで見やすいデザイン/レイアウトであること
スマホはPCに比べるとずっと小さい画面になる。そのためパソコンと同じサイトをスマホで表示させると、
いちいち拡大しなければ文字が読めなかったり、クリック等の操作がしにくかったりということが起こりやすい。
これはユーザビリティ・使い勝手の低下につながり、「ユーザビリティが高い見やすいサイト」と「ユーザビリティが低くて使いにくいサイト」となら、
見やすいサイトにお客さんは流れるでしょう。
スマホの画面に最適化したデザインを考えることは、せっかく作ったコンテンツを消費者に情報を届ける上でとっても大切です。
・スマホで読み込みやすいサイトであること
PC用のサイトは情報量が多いものがほとんど。それをスマホで表示させようとすると、どうしても読み込み時間やデータ通信量が多くかかってしまいます。
最近は格安SIMカードの登場などで、データ通信量について敏感になっている人も増えており、スマホですぐに読み込むことができるサイトというのが重要になってきています。
・消費者行動の変化
参考:Yahoo!Japanマーケティングソリューション「ある家族の1日 データで見るメディア接触状況」より
もう一つ言えることとして、スマホ時代になってから消費者行動が大きく変わってきました。。昔のホームページは自宅や職場等からパソコンから見るものでしたが、『スマホ時代』となった現在、スマホがあればどこからでもホームページを見ることができるようになったため、 ちょっとした空き時間、たとえば休憩中や通勤・通学途中などの、『スキマ時間』でホームページみるようになりました。
PCサイトはどちらかというと「じっくり見る」もの。ところがスマホサイトはスキマ時間に「サッと見る」ものになってきています。
ちょっとした『スキマ時間』に見ようとしたサイトが、ページが重くてすぐに開かなかったら、そのタイミングで興味をなくしてしまうこともあります。
Googleもホームページの表示速度を評価基準の1つに入れているところからもわかるように、表示速度は実は重要なのです。
PCからもスマホからもストレスなく見ることができるホームページがこれからは重要になってきます。